図書館は素晴らしい~♪

ちびころサンバ

私は恥ずかしながら、40歳頃まで本をほとんど読んできませんでした。というか、読めませんでした。

本に集中できず読めなかったのです。なので、たまに本屋には行ってみるものの、本の種類やジャンルも分からなくて、フラ~っと1周して退店する感じでした。

小6の頃、友達が「面白いから読み!」と10冊くらい{ちびまるこちゃん}を無理矢理貸してくれました(笑)読んだら面白くて、全て読ませてもらいましたが、お金を出してまでマンガを読みたいとも思わず、今までマンガや雑誌を買ったのは数えるほどです。

それから大人になって{ちびまるこちゃん}を貸してくれた子の誕生日に何あげよう?と考えた時に、その子は本が好きだし「本をプレゼントしよう!」と、本屋の小説売り場?で、作者が外人の小説を見つけ、コレ良いかも?となんとなく思い(笑)プレゼント用に包んでもらって、渡しました。

ある日、その友達が用事で私の家を訪ねてきた時に「そういや貰った本、おもろかったわ!あれ官能小説やったで!楽しかったわ!ぎゃはは!」と言ってきたので、私は驚いて「え~!うそ~!マジで~?がはは!」と笑ってしまいました。てっきり普通の小説かと…(笑)

まぁ、親友なんで別に良いんですが、本のジャンルを知らないって怖いなぁと思いましたね。

それから月日は流れ、40歳頃のある日、なんとなく「図書館に行ってみようかな!」と、足を運ぶ事になりました。

たまたま見ていた棚がエッセイで、誰のエッセイだったかは思い出しませんが、1冊手に取り席に座って読みました。

有名人のエッセイで、その人を想像しながら読んでみるとスゴク楽しくて、借りて帰って続きを読みました。1冊読み終わると、他の本ももっと読みたいと思い、本を返却するついでに、また別のエッセイを借りて読むという事を繰り返していきました。

エッセイでひときわ面白かったのは、室井滋さんの本です。色々読ませて頂きましたが、どれも面白かったです!意外と怖い話や心霊体験なども書かれており、私はそういった類いの話が好きなので、楽しむ事ができました!そして室井さんのエッセイ本のファンになりました!

図書館に通い始めて1年くらい経った時に、エッセイで読みたい本がなくなってきたと、プレゼントをあげた友達に言うと「検索して予約して他の図書館から取り寄せたら良いよ!」と教えてくれました。

確かにパソコンが設置してあるなぁとは思っていたけど、そういう事なん⁈と、さっそく検索して取り寄せて…を繰り返す事となり、今では本屋さんで読みたい本を見つけては、それをスマホで検索して取り寄せるのが密かな楽しみになっています。(笑)

そうやって6年経ち、未だに図書館に通い本を読み続けています。図書館の本なら、もし自分に合わない本だったとしても、返却してまた別のを借りれば良いので、気軽に色んな本にチャレンジできるところが、私に向いていたのだと思います。

そして、私はいつしか普通に本が読めるようになっていて、気付けば本の虫でした(笑)今まで本を読んでこなかったのを取り返すかのように、せっせと色んなジャンルの本を読んでいます。とても楽しいです♪

6年前、図書館に足を運ばせてくれたのは、神様の計らいだったのかな?なんて。「今なら本を読む事ができるから行ってみては?」と、導かれたのかもしれませんね。

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